特殊な製造方法により、素材表面にアルミ溶損に強い保護膜を形成しているため、
これを消耗部品類に用いることで、アルミ溶湯内で鉄分の溶出を抑制することから、
アルミ鋳造部品の強度向上に大きく貢献します。
保護膜(酸化膜・改質層)は多孔質構造で、独立した空隙が内部に存在しており、
断熱特性に優れています。従ってアルミニウム合金溶湯と接触時の吸熱が抑えられ、
溶湯の温度低下を抑制できます。
トケナイト材の5つの特徴
特徴1. 鋳造での製作
(ご希望の形を作れる)


特徴2. 保護膜の構造
(剥離しにくい構造)

改質層が母材に繊毛状に伸長している為、強固に密着しており、剥がれにくい状態に生成しています。
特徴3. 保護膜の内部構造
(保温効果に期待)
保護膜は多孔質構造で、外気とは接していない独立した空隙が内部に存在します。

トケナイトはSKD61に比べ熱が伝わりづらく断熱特性に優れています。

特徴4. 汚染試験
(溶出性が悪い)
※協力:日本軽金属株式会社 様
分析用試験ブロックを製作し、1時間当りの溶出し増加量(mg/m2・h)を評価
| 試験条件 | |
| アルミ温度: | 700℃、725℃、750℃、775℃、800℃ |
|---|---|
| NLM評価法: | アルミ溶湯 99.99% |
| 保持時間: | 12時間 |



アルミへの不純物の溶け出しが各成分で少ないため、より品質の良い製品の製作が可能
特徴5. 溶損試験
(耐アルミ溶損性)


紹介動画
トケナイトの特性や製造プロセスを動画でご覧いただけます。
主な製品例
湯口ブッシュ・ストーク
低圧鋳造機におけるアルミ溶解炉の溶湯を金型まで搬送する管路の部品です。
